みなさんこんにちは。
内山です。
物事には、
表と裏があります。
明るいところがあれば影もできます。
出したいところもあれば隠したいところもあります。
喜ぶ人がいるおかげで悲しむ人が生まれることもあります。
悪かった結果のおかげで良い兆しが見えることもあります。
そして、これは感情や心のあり方や考え方にも当てはめることができます。
どのように整えたら良いでしょうか。
今回はマインドセット(考え方の癖)とリフレーミングについてです。
「コップに水が半分」あなたのマインドセットは?
水がほしいときコップの水を手渡されたとします。
そんなとき
「もう半分しかない」と感じる人と
「まだ半分ある」と感じる人がいます。
もちろんそのときの状況によって心も変化しますが、
こんなときに「考え方の癖」がよくでます。
そのことを「マインドセット」と呼びます。
何かが起きたとき心がどのように反応しどう思考するかは人によって特徴があります。
たとえば何かにチャレンジする機会があったとき、水の例と同じようにと
二言目には「〇〇だから無理」という人と
「どうしたら達成できるだろう」という人がいます。
このマインドセットの違いはその後の人生を大きく左右すると考えられます。
なぜなら「もう」「無理」というマインドセットを持つ人は
時間 でも 「どうせ間に合わない」
自分の将来 でも 「やるだけ無駄」
他の人を見る目 さえも 「ふん。どうせ〇〇だろう」
などと考える癖に陥ってしまっているからです。
「もう時間がない」といつもいっている人と
「時間内にできることをやってみよう」という人では
10年後の人生が全く違うのは実感できるのではないかと思います。
「出来事はひとつ」「とらえ方は沢山」
起きていることはひとつだとしてもとらえ方は無限にあります。
そのとらえ方によって次の行動が決定してくるのです。
人間、余裕のあるときは黙っててもよい判断ができますし心の状態もよいものですが、
現状が苦しいときにこそできるだけ多角的に物事をとらえてそれまで発見できなかったことをみつけたりする術を心得ておくことが大切なのです。
そこでリフレーミング(reframing)の登場です。
フレームとは枠組みのことです。
頭にreがついていますので
「枠を組み直す」ということです。
これを人の感情や心や判断に応用して
「凝り固まったマインドセットを柔軟にする」
という意味として使われています。
リフレーミングを習慣づけよう
長所と短所は「よいところ」と「わるいところ」という使い方をされていますが、
見方を変えればその人の性格や行動が
「良い面」で現れる場合と「悪い面」で現れる場合があるだけ
と解釈することもできます。
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「短所を長所に変えたいやき」
というたい焼きの表と裏に「長所」「短所」が書かれているカードゲームがあります。
例えば、会社であまり良くない噂になっている人と仕事をすることになったとします。
当然こちらの気分も優れません。
たいやきカードでその人の噂をピックアップしてみると短所を5枚選ぶことができました。
確かに「能天気」で「無節操」に振る舞い仕事は「おおざっぱ」だし「感情的」、それでいて飲み会になると「八方美人」で誰にでも話しかけている…という噂です。
今度はこのカードを裏返して短所を長所にリフレーミングして見てみます。
「自分に素直」で「視野が広く」「キャパも広い」。ときに「楽観的」で細かいことにくよくよせずいつも「おおらか」な感じがする…
となりました
噂話は「悪口」が多く本当にその人を言い当てているかというとそうでもないことがほとんどです。
どうせ一緒に仕事をするのであればリフレーミングしてから相対したほうがお互いのためになるのではと思います。
逆に調子に乗っている自分は短所にリフレーミングして行動を自制したほうが良い場合もあるでしょう。
大切なことは無理にリフレーミングしているふりをするのではなく、腑に落ちるリフレーミングを習慣にしていくことです。
まとめ
- 出来事はひとつでもとらえ方は沢山ある
- マインドセットのあり方によってその後の行動や人生が決まる
- 偏ったマインドセットで物事をとらえ続けるよりリフレーミングにより視野を広げていくとよい