猫についてのお悩みを頂戴しました
望むことばかりが起こるわけではありません
猫を飼っていると、活動の時間帯が食い違うことで悩んでいる人は多いと思います。
猫はとにかくマイペースですので、飼い主さんからみると煩わしくなってしまうことがあっても不思議はないですよね。
ただ、煩わしさということからいえば毎日の生活の中で他にもストレスがかかることはたくさんあります。
それは皆さん仕方のないこととして捉えていると思いますが、ことペットのこととなると飼い主さんが楽しむところにばかり目がいってしまいがちです。
しかし、物事には良いことも悪いこともありますし楽しいことも辛いこともあります。
それがあるから人生に潤いや張りが生まれるともいえるでしょう。
猫が暴れ回るのはリラックスしている証拠
今回のご相談のケースでは我慢しておられるでしょうが、裏を返せば飼い主さんがそういった猫ちゃんの行動を容認していて、猫ちゃんから見ればリラックスして遊び回れる環境であるといえます。
猫ちゃんにとってストレスがかかっていたり、怯えていたりすれば暴れ回ることなどできるはずないですよね。
その意味ではこの猫ちゃんは飼い主さんの大きな愛情を感じているといえます。
その関係は崩したくないですね。
猫も時期によって行動が変わります
猫も人間と同じように成長によって行動パターンが変化してきます。
おそらくこの猫ちゃんは成長期にあってヒマがあれば運動会を始めてしまう年頃と推察されますが、それがずっと続くわけではありません。
青年期を過ぎ年老いてくれば猫ちゃんが暴れ回りたくても、飼い主さんが暴れ回って欲しいと願ってもできなくなる日がやがてやって来るのです。
猫の成長に合わせて飼い主さんも成長しましょう
問題は飼い主さんの寝不足ですが、飼い主さんはとても愛情に溢れた接し方をされているでしょうし、暴れ回りたい猫ちゃんをゲージに入れておこうとする気はないようですので、ここは暴れ回っている時期だけでも、飼い主さんの生活パターンを猫ちゃんに合わせてあげることをおすすめいたします。
ひょっとしたら猫ちゃんとしては飼い主さんに気づいてほしくてわざと暴れていることも考えられます。
この時期はすべてが猫ちゃんとのよりよいコミュニケーションと思って、すべてを受け入れて楽しんでしまわれてはいかがでしょうか。
まとめ
- そもそも猫と暮らすことは楽しいことと辛いことがある。
- 成長とともに行動は変化する。いつまでも暴れているわけではない。
- すべての行動を受け入れて楽しむことが大切。