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【損得勘定だけのつながりは脆い】損得勘定ではない人間関係が築けている「できる人の特徴」とは

みなさんこんにちは。
内山です。

「損得勘定」ということばがあります。

これに基づいて生活している人は飽くまで自分が中心で、

「自分にとって得になるか損になるか」

で判断したり行動したりしてしまいます。

もちろん、
それによって経済活動が成り立ち高度成長が支えられてきましたので、決して悪いことではないのですが、いうまでもなく損得勘定のみで支えられている人間関係は脆いものです。

希薄な人間関係は決して人を幸せにはしません。

よりよい人間関係を築けている人の特徴を赴くままに記してみたいと思います。
飽くまで筆者の独断ですので悪しからず。

損得勘定ではない人間関係が築けている「できる人」の特徴

人の肩書や能力とではなくその人物とつながろうとする

名刺にかかれている肩書とか履歴書にかかれている学歴や資格などは
「その人のしていること」であって
「その人」ではありません

できる人は例外なく人を尊重した上で役割としての仕事や行動を見極めることができています

あいさつや接客に心がこもっている

マニュアルとしてのあいさつや接客であったとしても
その所作に感謝の気持がこもっていてよい場作りができています

自分(あるいは人)がおかれた立場が変わったりしても人を裏切ったり態度を変えたりしない

損得勘定をしている人は「立場=人の価値」として捉えていることが多いので、
ついつい「上にへつらい」「下には強気」
「強いものには弱く」「弱いものには横暴」
となっていることが多いものです。

できる人は
「立場=役割」という理解がきちんとできています
ので立場が変わっても人間関係に亀裂を生むことがありません

仕返しをしようとしない

損得勘定につきものなのが「仕返し」です。
「損をさせられた」と感じれば、
「相手にも損をさせる」という思考に陥ってしまうことになります。
できる人は損得勘定をしている人に対して「赦す」ことはしても決して「仕返し」はしません

うわさ話やゴシップに惑わされない

悪口やうわさ話は尾ひれはひれがついて事実と全く違う情報があっという間に伝わります。
常日頃損得勘定をする人は

「自分を高いところに置いておこうと人を低く見る材料を無意識のうちに探しています」
のでうわさ話やゴシップに惑わされやすい傾向にあります。

できる人は「本質を見極めることに長けて」います。

自分にエゴが生じてもそれが人の役に立つ

エゴは何かを始めるための大きなエネルギーとなりますのでなくてはならないものですが、往々にして無神経さだったり自己中心的な面を露出させてしまうものです。
損得勘定はそれをさらに増大させることはいうまでもありません。

しかし、できる人は

「自分の成功や正義のために人を犠牲にする」のではなく、
「自分のエゴから生じたエネルギーが人のためになる」ような行動をとることができます。

決して人や物を見くださない

得にならないことに価値を見いださないことが習慣化してくると
「もう自分には関係ないから」
「用事は済んだから」
「相手が子どもだから」
「時間の無駄だから」

といったとても感性の低い行動ばかりをとるようになってしまいます。

できる人はどんな場面でも物事に価値を感じていますので感性も豊かで魅力的です。

どんな相手の立場も理解している

基本的に損得勘定には「相互理解」という概念がありません
両者が損得勘定でつながっている場合は、見かけ上は和気あいあいとしていても実際は

「自分の得になること」にしか目がいっていないため、

持っている力を削り合ってしまい悲惨な結果を招くことになります。

できる人同士の相互理解はシナジー(相乗効果)を生み出しまわりを引き込む力も持っています。

物事の優先順位をまず間違えない

表面的な損得で判断するということは本質的な理解ができていないということの裏返しです。

できる人は、その行動が本質的にどのような価値をもっていてどのような人間関係に結びつくものなのかをまず判断することができています。
そのため物事の優先順位が明確でかつ間違いがありません

生活の中に妬みがない

「妬み」は損得勘定の最も近くにあるもので、低次元の競争意識を瞬時に生み出します。
競争意識そのものは悪くはありませんが、
妬みから生まれるものは

「自己実現にむけた意識」ではなく
「単なる比較」に終始してしまいます。

そのため自分の能力が達しない場合は

「相手をおとしめる」

という手段にでてしまったりします。

できる人の競争意識は妬みではなく

「飽くまで自己研鑽」

に向けられています。

いるだけで安心感がある

できる人は「上下関係や比較をせず人を尊重」していますので、まわりにいる人が身構える必要がありません。
そのため、いるだけでその場に安心感を運んできます。

最も重要なこと

これまでに書いてきたことは

「そのようにできたら良いなぁ」と筆者が感じていることですが、
実はそのすべてのベースとなる重要なことがあります。

以上のことがができているふりをしない

それは、

「それらができているふりをしない」

ということです。

理屈ではわかっているので、
それを「できていることにしてしまいたくなる」のですが、ふりをしてしまうとかえって心が辛くなっていく一方です。

本当にできてる人は

「できなくては絶対にだめだからできていることにする」のではなく
「まずは自分をありのままに受け入れた上で腑に落ちた思考や行動ができるよう変革していく」

人だと感じます。

まとめ

  • 損得勘定だけのつながりは人を幸せにしない
  • 肩書や能力、行動ではなく人を尊重することから始める
  • 「できたふり」は益々心を辛くするので自分を受け入れることも大切
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